センターレスブレードととは?
センターレスブレードとは、芯無研削盤(センターレスグラインダー)にて使用する部品です。シャフトやベアリング等の丸棒加工に使用する部品であり、加工工作物の受け台になります。
研削盤に工作物を取り付ける手間が無いため、工作物を両センターにより支持し回転させる円筒研磨とは異なり、芯出しやチャッキングに時間がかからず、作業効率が高いのが特徴です。また、長尺加工に適さない円筒研磨や引き抜き加工と異なり、ブレードにより工作物全長を支持するため、精研精度を一定に保つことができます。
TTNセンターレスブレードの主な特徴
- 継目が無いためワークがスムーズに流れ、ワークのキズが激減します。
- 上面鏡面仕上で上面の摩耗にも強く、寿命が2~5倍アップします。
- 全長1800mmまで継ぎ目無しで加工ができます。 ※ただし、形状や幅等により条件が付く場合もあります。
- ブレード幅は0.3mmの薄さまで対応が可能です。
- 上面超硬部の張替・再研磨等のアフターフォローも万全です。 ※超硬の大きさや厚み等、条件により対応が出来ない場合もあります。
薄さ0.3mmまで対応
1800mmまで継目無し
鏡面仕上げ
アフターケアも万全
センターレスブレードの種類
特殊長尺ブレード
通しブレード
停止・段付きブレード
特殊ブレード
超硬切断刃・ガイド
ブレードの形状
ブレードの再研磨・張替もお任せください
ブレード上部の超硬部にカケや摩耗が生じた際にもお任せ下さい。
弊社で可能な限り対応させていただきます。
超硬部に大きな
カケがあります。
↓
張替えをすることで、新品同様になります。
【再研磨・張替までの手順】
1. 弊社営業部までお問合せ下さい。
2. 工場にて担当が張替・再研磨品を確認します。
3. 営業担当よりお見積をご提示いたします。
4.再研磨・張替後、ご送付いたします。
※再研磨のご依頼におきまして、
超硬部のカケや摩耗具合により、
張替の対象となることがあります。
張替のご依頼につきましても、
母材にダメージが生じている場合、
張替をお断りさせていただくことがあります。
まずはご相談下さい。
ブレードの検査
お客様のニーズに対応する為、検査は三次元測定機を使用し、平面度・平行度・公差寸法等を正確に計測しています。